中国では”冷たい水”を飲まないって本当?

中国に関して

中国人は冷たい水を飲まないって聞いたことがありますが、これは半分ホントで半分嘘です。

1950年代生まれの年配の方は、冷たい水を飲めませんが、2000年代生まれの中国人の若者は冷たい飲み物を普通に飲みます。

昔の中国では、

  • 水道インフラがまだ整っていなかった
  • 水は一度沸騰させて飲むものだった
  • 生水は危険
  • 冷たいものはお腹を壊す
  • 体を冷やすのはよくない

この様な価値観でした。

一方で中国の若者世代は、

  • 冷蔵庫の普及
  • コンビニ文化
  • スタバやバブルティーの流行
  • 喫茶店でアイスコーヒーを飲む

みたいなグローバル消費文化の中で育っているので、普通に冷たいものを飲みます。

中国人はいつでもお湯を飲む?

これは昔に書いた記事となります。

中国人はいつでもお湯(白湯)を飲みます
日本のコンビニでも販売が再開されたお湯(白湯)ですが、中国では日常的に飲まれています。多くの中国人がお湯(白湯)を飲むことが健康に良いと信じており、常に水筒にお湯を入れ持ち運ぶほどです。何故ここまで中国人にとってお湯の常飲が浸透したかを探ってみたいと思います。

1.身体を温める

中国は広く、極寒の地も多くありました。衣服を厚くするだけでなく、水を温めて飲むことで、身体を温めていたようです。

2.殺菌効果

中国の水道水は、直接飲むことができません。その為、基本的に煮沸した水を飲みます。日本のように水道水を直接飲むことがないので、お湯を沸かすことが生活の一部になっています。

3.中国伝統医療(中医)の影響

中国伝統医療では、白湯を飲むことが健康に良いとされています。風邪をひいたらお湯を飲み、ストレスを感じたらお湯を飲むことを勧められます。

4.中国政府のキャンペーン

中国政府自体が、お湯を飲むことが身体に良いと宣伝し、至る場所にお湯の出る給水サーバーを設置しています。その為、中国の空港など、公共の場所では、無料でお湯が手に入ります。*日本でも、コンビニでお湯が手に入りますが、ほとんどの人が、カップラーメンにそそぐお湯として利用。

この様に、中国では温めたお湯を飲むことを推奨している事実はあります。

それでも、中国の若者たちは普通に冷たい飲み物を口にします。

■中国人の妻のご両親が日本に来日した際の話

私の妻は、中国ハルピン出身の中国人です。

仕事で日本に来日し、10年以上を日本で過ごしているので、日本での生活に慣れています。

飲食店に入ると、氷の入ったお冷がでてくることに驚きはしません。

そんな彼女と結婚したばかりの頃、中国ハルピンからご両親が来日されました。

妻のご両親を連れて飲食店に行った際、お湯やお茶を提供してくれる場所ならよいのですが、時にはお冷しか提供できないときもありました。フードコートだったり、お店にホット飲料のメニューがなかったりした場合、私が個別にコンビニや自動販売機に走り、暖かいお茶を買ってきたものでした。

妻は、

『そんなに気を使わなくて大丈夫だよ!』

と言ってくれましたが、私にとっては大事な義父と義母なので、ちゃんとおもてなししたかったわけです。

この様に、その国や年代の文化・風習・考え方を知っておかないと、ちゃんと適切な対応ができないと思います。

■相手を理解しようとする気持ちが大事

中国では”冷たい水を飲まない”って本当?

これは、人によるってことです。

中国では、その年代によって、温かいお湯しか飲まないですし、若者は気にせずに冷たい水も飲みます。

こういった相手への理解を深めようって態度が、とても大事だと思います。

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