餃子は主食？日本と中国では餃子の見方が違う！？

餃子は主食？それともおかず？

中国の方が日本に来て驚くことの一つが、「餃子定食」もしくは「ラーメン定食餃子セット」。餃子と白米を一緒に食べるなんてありえない！さらにラーメンまであるなんて信じられない！と。中国での主食と言えば、「麺」、「白米」、「餃子」、「パン（マントウ）」と炭水化物が豊富に含まれたもの。中国の人にとって、炭水化物を炭水化物で食べることが信じられず、最初はびっくりするようです。

餃子と言えば焼餃子？水餃子？

日本では、餃子と言えば「焼き餃子」です。ただ、中国では餃子と言えば「水餃子」であり、食べ残した水餃子があれば、次の日焼いて食べるものが焼き餃子（锅贴）となります。

餃子は何料理？

日本の宇都宮では、餃子はソウルフードともいえるものですが、餃子は何料理なのか？餃子は中国発祥なので、中華料理と言えるかと思います。もともと、第二次世界大戦後、日本兵が中国で餃子を食べて、その美味しさから、日本でも食べたくて作ったものが、日本での餃子のはじまりと言われています。

中国内でも餃子の見方は違う？

中国内でも、餃子は人気料理の一つですが、広い中国大陸の中では、餃子の見方が北と南で分かれます。中国の東北地用では、餃子はごちそうとして捉えられ、大晦日や記念日など、特別な日に家族や友達が集まって皮から餃子を作って食す文化があります。そのため、中国の東北地方の人たちにとって、餃子はご馳走です。反対に、中国の南の方では、主食はお米であり、餃子はファストフード的な感覚で食べるもののようです。当然、皮から餃子を作る食文化などはなく、冷凍食品としての餃子、簡易的に食べるものが餃子であると捉えているようです。