先週2025年1月に、「第60回皮から作る餃子交流会」を開催しました。
■餃子作りを通じたエンターテイメント
毎月、皮から作る餃子交流会を開催し、今回で60回目を迎えることができました。
中国人留学生比率が多い時もあれば、日本人参加者が多いときもあります。
参加者自体が少なくて、少人数で開催せざるを得ない時もあります。
今回は、20名の皆様が一緒になって皮から餃子を作って、最後にみんなで一緒に食べながら交流しました。
皮から作る餃子交流会の目的は、日中友好です。日本に住む外国人の方々と、国際交流や皮からの餃子作りに興味のある方々が一緒になって餃子を作り、国際交流をします。
そしてその様子を撮影することで、素敵な想い出にして欲しいです。
皮から餃子を作るだけでなく、「餃子作りを通じたエンタメ」としてもお楽しみ頂けます。

■餃子の形は人それぞれ
皮からの餃子作りですが、最初から上手く包める方もいれば、ボコボコした形の餃子になってしまう方もおります。でも安心して下さい、餃子の味は変わりません!
※実際は上手く焼き上げれば問題ないのですが、餃子の大きさ、皮の厚さ、包み具合がバラバラですと、均一に焼き上げるのが難しいです。焦がしてしまったり、餃子の包みがほどけて中の具が出てしまったりとハプニングの連続です。
具材の準備の際も、包丁の扱いに慣れている人もいれば、包丁握ったことないレベルの方も参加されます。そんな訳で、餃子交流会は毎回バタバタしながら進んでいきます。
包み終えた餃子の形はバラバラですが、それでも毎回楽しく餃子作りを通じて交流しています。
皮から餃子を作ったことがある人も、初めての人も、料理が得意な人も苦手な人も、一緒に楽しめる交流会を目指しています。



■関東のひとつ残し
皮から作った餃子を焼いて茹でて完成しましたら、参加者のみんなで食べます。出来上がった餃子を大皿に盛ってお出しするのですが、この際「関東のひとつ残し」が発生します。

皆様、周りに気を使って最後の1個の餃子を食べないんですね。これが、「関東のひとつ残し」です。
これだと、お皿が片付かないので、主催者が「遠慮せずに食べて下さい!」と促すと、食べていただけます。皮から作る餃子交流会では、人数分の餃子を用意しておりますので、遠慮せずに食べきって下さい。焼き餃子も水餃子もどんどん出てきます。
※それだけ、参加者の皆様にはたくさん餃子を包んで頂きます。
※包めば包むほど、餃子作りが上手になります。


■皮から作る餃子交流会をお楽しみ頂けましたか?
皮から作る餃子交流会では、参加される皆様が楽しんでいただけるよう毎回準備を進めています。
しかしこればかりは、運営側だけの努力ではどうにもなりません。餃子交流会へ参加される方々は毎回違いますので、その回によって盛り上がり方も違います。参加される皆様のご協力があって、初めて楽しい国際交流会にすることができます。
各参加者の皆様が自己紹介する際、私たちからもお伝えしていることがあります:
「着ていただいている専用エプロンにポケットがありますよね?是非そのポケットにご自身の携帯電話を入れておいてください。そして、撮れ高あるところでは撮影してみてください!」と。
皮から作る餃子交流会では、交流会後にその回の様子を各種SNSに投稿していきます。この際、参加された方もインスタのタイムラインなどで餃子交流会の様子を投稿していただけることがあります:
「餃子作り!めっちゃ楽しかった!」
これ、ホント嬉しいです!
毎月、皮から作る餃子交流会を開催するって、実は結構大変なんです。先ずキッチンスタジオ予約して、各餃子交流会の申し込みページを作成し、皆様に告知して参加者を集めていく過程で様々なお問い合わせに対応し、必要なものをチェックして、前日までにお申し込み者の皆様にリマインドメールを送って、当日は食材の買い出しをして、餃子作りがスムーズにいくように事前に仕込みを終わらせた後、参加者の皆様をキッチンスタジオでお迎えします。そして、各参加者様たちの自己紹介の前に私から:
「皮から作る餃子交流会をお楽しみください!」
と、お伝えしています。その結果が:
「餃子作り!めっちゃ楽しかった!」
って言ってもらえたら、これまでの苦労も全部むくわれます。SNSの投稿だけでなく、餃子交流会後に、「新しい友達ができました!」「彼氏ができました!」「中国語を学ぶパートナーができました!」などなどDMを送ってきてくれる方もおります。
運営側は、毎回気にしています、「皮から作る餃子交流会をお楽しみいただけましたか?」
と。

■皮からの餃子作りの勧め
そもそも、皮からの餃子作りは大変です。
小麦粉に水を加えて30分も捏ねないと、モチモチの皮生地は完成しません。
その後も、皮生地を伸ばしてちぎって丸め、専用餃子棒で伸ばさないと皮が完成しません。
皮が完成しましたら、用意した餡を包んで完成です。ただ完成した餃子は、形もバラバラ、大きさもバラバラ、皮の厚さもバラバラと、均一に焼き上げるのが難しいものです。焼く際は油は飛び散りますし、大鍋にお湯を沸かすのも一苦労です。
餃子を食べるだけであれば、餃子の王将へ行き、注文すれば5分で焼きたての餃子が出てきます。
スーパーの冷凍餃子を買ってくれば、レンジで簡単に美味しい餃子を食べることができます。
こんな飽食の時代に、私たちは「皮からの餃子作り」をお勧めしています。
それは、餃子作りを通じた「交流」を広めていきたいからです。
皮から作る餃子交流会では、主催者の妻が中国東北地方ハルピン出身の為、皮からの餃子作りをしているだけです。
※中国東北地方では、大晦日やおめでたい日には家族や親戚、友達が集まって皮から餃子を作って食べてお祝いする食習慣があります。
たまたま、日中に特化した国際交流会として「皮から作る餃子交流会」を開催している訳ですが、本当はピザでもカレーでもいんです。イタリアに思いのある人はピザを通じて、インドにルーツを持った人はカレーを通じての交流でもいいんです。
なんであれ、日本に来てくれた外国人と、国際交流などに興味のある方々が一緒に交流することで、相互理解が深まり、皆が仲良くなってくれればと本気で考えて行動してます。

■皮から作る餃子交流会へ参加しませんか?
毎回毎回バタバタと進行していく国際交流会ですが、参加者の皆様方のご協力もあり、最後には出来立ての焼き餃子と水餃子を食べながら交流できております。
この様な活動に興味のある方は、下記の皮から作る餃子交流会の開催ページで内容をご確認の上、専用フォームからお申し込み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
~欢迎热烈大家的参加~

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