第53回、54回皮から作る餃子交流会イベントも無事に開催できました！

昨日、雨の降る中ではありましたが、無事に第53回、第54回皮から作る餃子交流会を開催しました。

【今回は参加者が少なかった】

今回の開催では、昼の部・夜の部ともに、参加者が10名と少ない開催でした。

最近では、定員の30名近くが集まることが多かったのですが、「皮から作る餃子交流会」と言うコンテンツが飽きられてしまったのかもしれません。

とは言え、参加してくださった方々が、「皮からの餃子交流会」を楽しんでくれていたようで嬉しいです。【昼の部】では、交流会後も参加者の方々が帰らず、撮影シーンを楽しそうに見学していました。

【夜の部】でも、1時間半ほどの餃子作りの後は、出来立ての餃子を食べながら、参加者の皆様が楽しそうに交流していましたので、安心しました。

皮から作る餃子交流会には、お一人で参加される方がほとんどなので、みんな初対面です。その為、最初は皆様緊張気味です。自己紹介からスタートし、その後みんなで協力して皮から餃子を包み、焼いて茹でて食べていくわけですが、その過程で参加者の皆様が打ち解けるかどうかは、参加者の皆様の協力にかかっています。

今回も、皮からの餃子作りを通じて、参加者の皆様の相互理解が深まったかと思います。

【日中ハーフの大学生の参加】

今回、夜の部には、留学生だけでなく、日中ハーフの大学院生も参加してくれました。日本育ちなので、日本語はもちろんのこと、中国語も話せる優秀な学生でした。話を聞いても、素敵な大学生活を送っている様子でした。

皮から作る餃子交流会の目的は、日中友好です。

日本に来てくれた留学生と、国際交流や皮からの餃子作りに興味のある方々が一緒に皮から餃子を作ることで交流し、相互理解を深めて欲しいと、毎月開催しています。

今回のように、日中ハーフの大学生が素敵な学生生活を送っている様子を見ると、皮から作る餃子交流会が相互理解を掲げて活動をしなくても大丈夫かな、と安心します。ですが、まだまだネット上には、極端な意見が溢れ、とても多文化共生ができるとは思っていません。

＊多文化共生とは：国籍や民族、文化、言葉、生活習慣などの違いに関わらず、互いに理解し合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていく考え方です。

【特定技能制度見直しで外国人材受け入れを拡大】

最近ニュースで、特定技能制度見直しで外国人材受け入れを拡大という記事を見ました。

特定技能実習生の制度が変更され、政府は「移民」と言う言葉を使わずに、これから多くの外国人を受け入れ、3年後にはその家族も受け入れ、日本での永住権を認めるとしています。

欧米諸国同様、労働人口が減少している日本でも、移民政策は言葉を変えて進んでいます。結果、これから毎年、日本に住む外国人は増えていきます。

そして、ヨーロッパやアメリカの現状を見れば、必ず軋轢が生まれます。

アメリカでは、多くの白人層がトランプ元大統領を支持し、当のトランプ候補も、「偉大なアメリカを復活させる！」と叫んでいます。そんな様子を見ていると、私はアメリカでも「皮から作るピザ交流会、pizza_workshop」を開催した方が良いかな？と感じています。

ただそれは、アメリカに深く根差した思いのある人にお任せし、日中に関係している私は、これからも「皮から作る餃子交流会」を開催していきいたいと思います。

【色々な形の餃子】

皮から作る餃子交流会では、皮生地から餃子を作っていきます。その為、皮生地を伸ばしてちぎって丸めて、専用餃子棒で伸ばして餃子の皮にするのですが、ちぎった生地の大きさによって、餃子の皮の大きさが変わってきます。本来であれば、ちぎる皮生地の大きさを測っていけば、均一の皮ができ、包む餡の量も測れば、均一の大きさの餃子ができあがります。

皮から作る餃子交流会では、参加される方々に自由に餃子を包んでもらっています。大きい餃子や小さい餃子、凸凹した餃子や丸い餃子を作る方もおります。

餃子のサイズも、皮の厚さも形も違います。それらの餃子を一緒に焼くのは難しく、時に焦がしてしまったりと失敗もします。全て同じ大きさ、同じ形の餃子の方が均一に焼きあがることができますが、皮から作る餃子交流会では、大小含め様々な形の餃子があった方が面白いと考えています。