外国人には辛い日本の【お弁当文化】、、、

餃子交流会に関して

日中友好を目的に、毎月「皮から作る餃子交流会」を開催している高田です。今回は、子供が夏休みに入り、毎日学童で食べるお弁当を準備している私の妻(中国ハルピン出身)の不満を紹介したいと思います。

■働くママは忙しい

昨今では珍しくもなく、共働きです。小学生の長い夏休み期間(1ヵ月半)は、平日毎日、子供を学童へ連れていきます。その学童で食べるお弁当を妻(中国ハルピン出身)が毎朝早起きをして準備をします。お父さんである私が準備しようとしても、妻に止められます。「あなたに子供のお弁当作りを任せられない、、、」と。実際、もし任されたとしても、そっとメロンパンと野菜ジュースを持たせることがバレているからです。妻の不満は私にだけではなく、日本の「お弁当文化」にも向けられます。周りの子供たちがもってくるお弁当が色彩豊かなキャラ弁などの中、自分の子供だけ「メロンパン」だけってわけにはいかないようです。結果、忙しい中、毎朝子供のお弁当をせっせと作っています。

■中国では学食が完備?

日本の学童にも、お昼を頼めるサービスはあるようです。ただ、単純に美味しくないようで、結果みんなお弁当を持たされているとのことです。お母さんがお弁当を作るのが当たり前という同調圧力をビシビシと感じるとのことでした。聞くところによると、中国では、学食・社食がどの施設にも完備しており、お昼はみんなそこで食べるようです。お弁当を持ってくる方も、施設内に電子レンジが完備しているため、温めて食べるようです。中国では、冷たい食品を避ける傾向にあるため、日本のお弁当文化は理解し難いようです。

■海外ではお昼は簡素なものが多い?

日本のように、キャラ弁やら色彩豊かなお弁当文化は、外国人には理解し難いようです。確かに、日本のSNS上には、夫弁当、子供のお弁当、自分のお弁当など、色彩豊かなお弁当の画像が日々アップロードされています。娘に持たすお弁当の映画まで上映されていたかと思います。この流れが同調圧力となり、しっかりとしたお弁当を子供に持たせないといけないという圧になっているようです。海外の様に、パンとソーセージだけ、簡易のサンドイッチのみのお昼でも、別に良いではないかという流れになって欲しいそうです。

■「日本のお弁当文化」は広がる?変化する?

海外では、日本食が普及してきています。多くの外国人が寿司や刺身を食べ、ラーメン店は日々増えています。この流れに沿って、「日本のお弁当文化」も広がっていくのでしょうか?個性や色彩豊かな日本のお弁当文化は、日本食と一緒に拡大するのでしょうか?共働きが増え、日本のお母さんは忙しくなる一方で、家事の負担は減らないのでしょうか?お弁当はお母さんが作るものという固定観念は変化しないのでしょうか?お父さんはお母さんのように、繊細なお弁当作りが苦手なのは事実ですが、それを理由にお弁当作りと言う大変な作業をお母さんに任せっきりにしておくわけにはいかないと思います。

■日中でのお昼事情の違い

中国では、日本のような「お弁当文化」はないようです。その理由は、冷めたご飯をたべないので、お弁当は温めて食べます。その為、レンジで温めができる食材に限られます。この他、学食・社食が完備されている施設が多く、お弁当を持っていく必要がないようです。最後に、デリバリーが日本よりも発達しているため、携帯で頼めば、直ぐに食べたい温かい食べ物が届くようです。中国でのこの状況を考えると、日本のような「お弁当文化」は広がっていかないと思います。外国人には理解し難い日本のお弁当文化は直ぐには変わらないと思うので、男性の家事育児の参加比率を高めていくしかないと言う結論となりました。

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餃子作りを覚えて、美味しい餃子を週末にたくさん包み、冷凍ストックをしておくことで、忙しい日の主食を準備しておくことができますので、お勧めです。

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