中国人は商売上手?

餃子交流会に関して

2023年8月24日、2011年東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所から出た処理水の海洋放出を開始した。

これに伴い、中国当局は、8月25日、日本産の水産物を購入し、加工、調理、販売することを禁じると発表し、日本産水産物の全面禁輸となった。

日本の水産加工業者だけでなく、中国国内で海産物を扱っているお店にも影響は甚大。それでも、彼らはたくましくビジネスを展開している。

中国国内で、刺身が嫌煙されるや否や、寿司のネタを、魚から肉に変換してキャンペーンを展開。

■人口10倍の違いは競争も10倍激しい

仕事もでもプライベートでも中国と関わる私が感じることは、中国の人口は日本の10倍。単純に競争も10倍激しい。人もそれぞれで、優秀な人も10倍いると思われますが、変な人も10倍いると思われます。

日本では考えられない格差社会があり、制度上の不備もあり、戸籍問題(都市戸籍と農村戸籍)も含めて考えた時、拝金主義になってしまうのも致し方ないと思うようになりました。綺麗ごと言えるほど、余裕もない中で、一度成功した時のバズりも日本の10倍。それをみた周りは、それに追随してしまいますよね。

■中国は縁故主義?

縁故主義(えんこしゅぎ)とは、物事の正しさよりも、地縁・血縁などの縁がある縁故者のほうを優先すること。

中国では、人脈が大事ってことかと。血縁者だけでなく、ビジネス上の関係を強めるために、一緒に飲食を共にすることも多く、その中で賄賂も横行します。公平性という観点からは、もっとも離れたものになります。

私の妻は中国人なのですが、付き合った当初から、このように教えてくれていました:

「世界で大成功を収めた中国人はごまんといるが、中国国内で成功を収めた外国人はいない」

この言葉は、今だに私の中国ビジネスの格言として活きています。

中国国内でも、ちょっとした成功を収める外国人はいます。でも、それが本当の大成功になる場合は、途中で頓挫します。もしくは、中国の利益になる為に、活かされているだけかと思います。中国とのビジネスをする際は、常にチャイナリスクを考えないといけません。

■中国人は商売上手?

中国人が商売上手かどうかはわかりませんが、日本人よりもたくましいのは間違いないかと思います。それは、儲かる為ならなんでもしますし、縁故主義の強みもあります。それは、良い悪いは別にして、親族や友達含めた身内で結束するからです。身内の中で1人でも成功すれば、みんながそこに集まります。日本でもファミリービジネスが長く続くのを見ればわかるかと思います。

今後の日中関係がどうなっていくのかはわかりませんが、公私共に中国と関りのある私は、これからも中国ビジネスに注目しつつ、チャイナリスクを考えて、日本でビジネスをしていければと思います。

■最後は皮から作る餃子交流会の紹介

皮から作る餃子交流会では、中国から日本に来た留学生と、国際交流や皮からの餃子作りに興味のある方々が一緒に、皮から餃子を作りながら国際交流をする機会を提供しています。皮から餃子を作ってみたい、中国語で会話をしたい方など、是非ご参加ください。

皆様のご参加をお待ちしています。

~欢迎热烈大家的参加~

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