誕生日に、中国人の妻が子供と一緒にラーメンを作ってくれました。
ラーメン好きな私のために作ってくれたのかと思ったのですが、それだけではないようです。
【中国では誕生日に麺料理を食べる?】
妻の話では、中国では誕生日会などの最後に、麺料理を食べてお祝いするようです。
その麺料理を、「長寿麺」と言うそう。
「长寿面 chángshòumiàn」
誕生日を祝って食べるめん類。長く生きるようにとの意が込められており、中国では誕生日に家族全員そろって食べて祝う習慣があるようです。
【長寿麺の由来は?】
中国では、「顔が長いと長寿」という言い方があり、その後
「面が長いと長寿」となり、
面=麺につながっていったそう。そして、誕生日に長寿を願って麺を食べる食習慣が生まれたようです。
【日中友好への取り組み】
日本でも、〆にラーメンを食べる流れがよくありますが、とくに長寿を願ってのものではないです。
夜中の〆のラーメンは、どちらかと言うと寿命を縮めます。
もちろん、日本では誕生日に麺料理を食べる習慣はありません。
しかし、大晦日に蕎麦を食べる食習慣はあります。蕎麦は、細長いことから健康や長寿の願いを、また切れやすい性質から今年一年の不運や苦労を切り捨てるという願いを込めて大晦日に食べると言われています。
このように、日本と中国では、麺を通じた似たような食習慣があります。
私たちが運営している「皮から作る餃子交流会」では、このような日中に関することを発信し、相互理解を深め、仲良くなっていこうとしています。そして、麺料理ではありませんが、毎月「皮から作る餃子交流会」を開催し、実際に日中の親睦を深めています。
長寿麺だけでなく、皮からの餃子作りを通じて、日中の相互理解を深めてみませんか?
皮から作る餃子交流会の開催日程は、下記をご参照ください:
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~欢迎热烈大家的参加~
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