中国人オーナー現る
先日、熱海の高級リゾートホテルへ仕事の商談に向かいました。ホテルの会議室に通された後、中国人オーナーと日本人部下の二人と、今後の日本での展開、中国での展開に関して話が進みました。熱海と言えば、ここ数年活況を呈している街の一つです。熱海という街が一体となり、SNS映えを狙った商品を開発し、街全体でPRを実施しています。そんな熱海の海の見えるホテル各地に、中国資本が入ってきています。
チャイナマネーとの付き合い方
中国資本が入ってくると、巷のニュースではその脅威論をひたすらに伝えます。ただ、政治的な話をされても、実際に会社が中国資本で買われた場合、オーナーや上司が中国人になるだけです。それで給料が上がれば嬉しいですし、下がれば悲しい訳です。嫌な上司は、何人だろうと嫌なわけです。中国人にも、良い人と悪い人がいます。それはどの国でも同じです。そして、ちゃんと教育を受けた人は、ちゃんとしています。これも、どの国の人でも同じことが言えます。なので、チャイナマネーが日本に入ってくるのであれば、その流れに上手く乗って、しっかり稼げばよいと思います。
中国脅威論?
チャイナマネー(中国資本)は脅威なのでしょうか?そもそも、中国の人たちが日本に投資する理由は、大きく2つだと思います。
1.日本に投資したら儲かると思っているから
2.中国国内のみに資金を置いておくと危険だから(リスク分散)
個人的に、これって普通だと思います。多くの中国人オーナーと話をしていて感じることは、いかにビジネスを大きくして儲けようかと企んでいるだけで、日本を侵略しようとか考えていません。なんなら、儲けに儲けたら、シンガポールや欧米に拠点を設けます。中国人にとっても、中国国内ですべてが完結すると危険だと考えているからです。なので、自身の子女を積極的に国外に留学させている訳です。
チャイナマネーを取り込んでいこう
これも個人的な考えですが、隣国の中国が発展している訳ですから、その発展している流れに乗って、自身のビジネスも拡大させていければと考えています。国対国としての規制はもちろん必要な訳ですが、それは政治家が考えることであって、一個人が憂慮する事案ではないと思います。日本にきたら、日本のルールにそっている分には、何も問題ないと思います。チャイナマネーだけでなく、人の往来も活発になることは間違いありません。中国からの留学生は年々増えていきます。そうすると、上司だけでなく、同僚や部下が中国人という状況も多くなることが予想されます。この流れがわかっているのであれば、積極的にこの流れに乗っていくことがチャンスを得ることに繋がるのではないでしょうか?チャイナマネーと上手に付き合っていきましょう。
多文化共生の勧め
多文化共生は、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」と定義されています。結局のところ、この考え方を支持しています。今後、中国やインドが発展していくことは間違いないと思います。日本国内だけで完結することは、ほぼない状況かと思います。そうであれば、チャイナマネーを脅威として捉えるのではなく、上司がいつどの国の人になってもやっていけるように準備をすることが得策ではないでしょうか?
皮から作る餃子交流会の勧め
今後も日本の外から、多くの人、モノ、金が入ってきます。その流れを自分事にする為にも、外国からの友達を作ることをお勧めします。皮から作る餃子交流会では、中国からの留学生の参加が多いですが、ベトナムや韓国人の参加もあります。皮から餃子を一緒に作ることで、彼らと友達になることができます。ニュースの外資脅威論に怯えるよりも、自発的に海外とのつながりを持ち、そして日本の魅力を発信していくことが大事だと思います。それが、私が考えるチャイナマネーとの付き合い方です。
留学生との交流を求めている方は、是非一度、皮から作る餃子交流会へご参加下さい。
皮から作る餃子交流会の今後の開催日程:
皆様のご参加をお待ちしています。
~欢迎热烈大家的参加~
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