日本在住の中国人との付き合い方!距離感や考え方の違いを知ろう

餃子交流会に関して

日本人が良く言う、「中国人は〇〇だ!」は間違っています。何故なら、中国人10億人以上を一括りにカテゴライズできないからです。とは言え、一般的な話として、中国人と日本人との考え方や、習慣の違いは上げることができるので、これらを知ることで、誤解を避け、スムーズな付き合い方ができればと思います。そして、ここで書く内容は、【日本在住の中国人】との付き合い方を主題としています。理由は、日本に来てくれた時点で、その中国人は日本に対して好意的です。そんな方々と、仲良くなりたいので、日中の違いを知り、誤解を避け、スムーズな関係を築ければと思います。

-皮から作る餃子交流会で話し合う日中の学生たちー

■距離感の違い

人によって、パーソナルスペースに違いがあります。パーソナルスペースとは、他者が自分に近付いて不快に感じない範囲のことを言います。これは、相手によって幅があります。

1.家族・恋人との距離(密接距離)*最も近い

2.友人との距離(個体距離)

3.知り合いや仕事関係(社会距離)

4.知らない人との距離(公共距離)*最も距離を置く

ここ数年よく耳にする、「ソーシャルディスタンス」は、No.4の最も距離を置くにあたります。

No.1‐4も、人によって違うのですが、一般的に言うと、中国の方の物理的距離は近すぎると日本人は感じます。そのため話をする際、日本人は距離を取ります。この時、中国人は拒絶されたように感じてしまいます。誤解を避ける為に、日中間では、パーソナルスペースの違いがあることを知っておくと良いと思います。

ー留学生と一緒に皮から餃子を作っていますー

■考え方の違い

一般的に、中国では親を非常に大事にします。そして、親は子供の事に関わってきます。それは、大人になってからも変わりません。日本では、子供が学校を卒業し、仕事をみつけた後は、自由にさせます。自立することが良いとされています。中国では、大人になってからも家族間で助け合うことが良いとされています。

どちらが良いとか悪いと言うことではなく、この様な違いがあることを知っておくことが大事かと思います。日中の違いを知ることで、お互いが歩み寄るための第一歩を踏み出せます。

ー皮から作る餃子交流会で話をする留学生ー

■先ずは交流してみることが大事

日本では、中国人に対しての情報がアップロードされていない方がまだ多いと思います。

中国人は声が大きい。

中国人は列に並ばない。

密入国者に中国人が多い。

これらは何十年前の中国のイメージです。現在、日本に来る中国の若者は、声が小さく、礼儀を重んじ、密入国はしません。これは、経済的に豊かになり、しっかりと教育を受けてきた方が増えてきているからです。

つまり、一次情報が大事と言うことです。一次情報とは、オリジナルな情報、つまり本人が直接的に体験から得た情報、考察、本人が行った調査や実験の結果などです。 一次情報の収集には手間(時間)とお金を要することから、情報としての価値は高くなります。

実際に日本に住む中国人の方々と交流することで、今の中国がみえてくるかと思います。具体的に日本に住む中国人の方々との交流を希望する方は、是非「皮から作る餃子交流会」へご参加下さい。

毎回、留学生と国際交流に興味のある方々が集まり、皮から餃子を作りながら交流をしています。

皆様のご参加をお待ちしています。

~欢迎热烈大家的参加~

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