■COTTI COFFEE(コッティコーヒー)とは
2022年10月に中国で設立されたコーヒーチェーンで、中国最大手の「lukin coffee」の創業者が不正会計問題で退任した後、再起をかけて設立したカフェチェーンとなります。
直営店とフランチャイズ方式をとっており、世界5カ国で5000店舗以上を展開し、世界で5番目に大きいコーヒーチェーンとなっています。2023年8月には韓国ソウルに海外1号店をオープンし、日本でも同月に東大赤門店が日本1号店としてオープンしました。
2023年12月現在、COTTI COFFEEの日本での店舗数は3店舗。
- COTTI COFFEE 東大赤門店
- COTTI COFFEE 早稲田大学戸山学院店
- COTTI COFFEE 西池袋店
(写真:COTTI COFFEE 西池袋店の外観)
■luckin coffee(ラッキンコーヒー)は知っていますか?
2017年に中国で創業されたコーヒーチェーン店です。中国語表記では「瑞幸珈琲」と呼ばれ、中国最大のコーヒーチェーンとなっています。中国での店舗数は1万店舗以上を展開しているとのこと。
中国のスターバックスコーヒーの店舗数が、2022年で6000店舗で、2025年に9000店舗を展開する目標を掲げていることを聞くと、luckin coffeeの店舗数の多さがわかります。
Luckin Coffeeの最大の特徴は、注文・決済を完全デジタル化し、顧客回転数の効率化を図っていることです。 実店舗はピック・アップとデリバリーの拠点とし、注文・決済はアプリ経由でのみ対応する仕組みで設計されています。
■日本国内のコーヒーチェーンの店舗数ランキングは
- スターバックスコーヒー 1700店舗
- ドトールコーヒー 1000店舗
- コメダ珈琲 950店舗
- タリーズコーヒー 760店舗
- サンマルクカフェ 350店舗
- プロント 300店舗
- 星野珈琲 280店舗
- 珈琲館 200店舗
- カフェドクリエ 199店舗
- カフェベローチェ 150店舗
アメリカのコーヒーチェーン、スタバが突出しています。そして、日本のカフェチェーンで上記を占めています。中国系やその他の海外系列コーヒーチェーンは日本にそんなに進出していないことがわかります。
■日本国内においてのCOTTI COFFEEはどうなる?
中国の大手コーヒーチェーン、COTTI COFFEEが日本に進出してきたと言うことで、実際にお店に赴き、看板メニューのココナッツラテを頂いてきましたが、普通の味でした。突出した味わいではなく、ココナッツの香りがする、美味しいコーヒーでした。
突出したものはなかったので、luckin coffeeと同じく、日本では知られることなく、数年後に撤退しているかと思います。
■日本国内の市場は独特
中国でのluckin coffeeや、COTTI COFFEEの特徴として、完全モバイルオーダーがあります。
携帯アプリ上で事前に注文し、店内ですぐ受け取ることができる。そして、外出先にデリバリーで届けてもらえる訳です。
ただ、日本市場ではこの強みが最大限いかされません。日本では、まだまだ現金主義であることと、デリバリーでコーヒーだけを持ってきてもらうという流れができていません。
さらに、席に座ってゆっくりとコーヒーを楽しむ、第三の場所を提唱しているスターバックスコーヒーが断トツで支持されている為、中華スタイルのコーヒーチェーンは流行らないかと思います。
中国市場からみた日本の市場は小さく独特なため、わざわざ日本式に改良してまで本格進出をしてこないとみています。
*アプリで注文を受けて渡すカウンターの画像
■中華文化は日本で流行るのか?
中国資本のコーヒーチェーンが、日本市場のスターバックスと競合することはないと思います。
ガチ中華などが、一部日本の市場でも受け入れられていますが、K-POPなみに認知されていく可能性は低いと予想しています。
日本全土で、大々的に広まり、認知されるためには、日本市場に特化したサービス形態にする必要があります。
コーヒーでは分が悪いので、「皮から作る餃子交流会」では、皮からの餃子作りを通じた、日中に特化した国際交流会を広めています。
■「皮から作る餃子交流会」を知っていますか?
まだ誰も、「皮から作る餃子交流会」の存在を知りません。認知度がまったくない中、これから日中に特化した国際交流会としてブランドを確立していきます。
皮から作る餃子交流会では、国際交流や皮からの餃子作りに興味のある方々が、一緒に皮から餃子を作りながら交流する会となります。日中に特化した国際交流会を、日本市場で浸透させていきたいと思います。
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