国際交流のメリットとデメリット!「皮から作る餃子交流会」を開催してきて学んだこと、大切なこと、そしてこれからの取り組み

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「皮から作る餃子交流会」とは?

これまで、毎月「皮から作る餃子交流会」という名の日中に特化した国際交流会を開催してきました。

日中に特化している理由は、主催者の妻が中国人(ハルピン出身)であることが主な理由です。中国の東北地方では、大晦日やおめでたい日に、家族や親せき、友達が集まり、皮から餃子を作って食べる食文化があります。ただ、昨今の食の多様化、簡便化により、皮から餃子を作る習慣もうすれてきており、皮から餃子を作れない中国の若者も少なくないとのこと。そこで、日本の東京でレンタルキッチンを借り、「皮から作る餃子交流会」を開催し、留学生と国際交流に興味のある方々が集まり、皮から餃子を作りながら国際交流する会を開催してきました。

国際交流会のメリット

  • 日本にいながら外国人と知り合える
  • 留学生の母国の外国語を学べる
  • 異文化に触れることができる
  • 自国を紹介することで、改めて自国を見つめ直すきっかけとなる
  • 地域特性の理解と活性化につながる

国際交流会のデメリット

  • 交流会への参加にお金がかかる
  • 価値観の違いに戸惑う
  • 不純な目的な外国人とも出会う

国際交流会を開催して学んだこと

「皮から作る餃子交流会」へ参加される留学生の優秀さに毎回驚いています。学歴が高いだけでなく、日本語も上手く、礼儀正しい。

無料で参加できる交流会と違い、「皮から作る餃子交流会」の参加費は比較的高く設定されているため、出稼ぎ目的の留学生や、国際結婚を目的とした外国人の参加が少ないのだと思います。

一昔前の中国人留学生のイメージは悪かったと思いますが、現在の中国人留学生の生活水準は高く、しっかりと教育を受けており、知的でマナーを重視しています。大声で騒いだり、唾を吐くような事はしません。

「皮から作る餃子交流会」を開催することで、昔の中国人留学生のイメージを払拭し、現在の姿を知ることができました。勤勉な留学生が多い。それでも、日本の文化や習慣に馴染めず、大学を卒業した後、母国に帰ってしまう留学生が大半であることも事実です。

国際交流で大切なこと

外国人との交流で最も大切なことは、「差別をしないこと」だと思います。どの様にこれを説明すれば良いか考えた時、「多文化共生」と検索して頂けると、その解を得ます。

「多文化共生」とは:

国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」です。

皮から作る餃子交流会では、この「多文化共生」に寄与できるような活動を目指しています。

皮から作る餃子交流会のこれからの取り組み

「皮から作る餃子交流会」はこれからも毎月開催し、留学生と国際交流に興味のある方々の参加を促していきます。そして、交流の輪を広げていきます。多くの方にこの活動を知って頂くために、各種SNSでの発信をしていきます。参加した留学生と国際交流に興味のある方々の出会いの場を提供し続けることが、「多文化共生」に繋がると信じているからです。

国際交流のメリットはデメリットを大きく上回ると思います。

難しいことは抜きにして、皮から餃子を作りながら交流しませんか?「皮から作る餃子交流会」の今後の開催日程は、下記からご確認頂けます:

皆様のご参加をお待ちしております。

~欢迎热烈大家的参加~

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